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図書館カウンター
- 掲載日:2023.03.08
開催日 3月2日(木)~3月24日(金)
阿南市役所2階市民交流ロビーでは、月替わりの人権パネル展を行っています。
3月のパネルテーマは「ハンセン病について」です。
図書館では「北條民雄とハンセン病」の本を集めました。北條民雄は阿南市で育ち、ハンセン病を患い、隔離生活を余儀なくされながら、自身の体験に基づく作品『いのちの初夜』を書きました。川端康成をして「彼が生きていたならば、私より先にノーベル文学賞を受賞していただろう」と言わしめた作家です。
ハンセン病は感染症で、すでに薬と治療法が確立された完治する病気です。しかし、患者・回復者への偏見や差別には長い歴史があります。北條民雄とハンセン病を正しく知ることで、病気に対する差別や偏見をなくしていきましょう。