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子どもの本に関わる大人へ


★ブックスタートのご案内

■すべての赤ちゃんに絵本を! ブックスタートとは、すべての赤ちゃんのまわりで、楽しくあたたかい絵本のひとときが持たれることを願い、一人ひとりの赤ちゃんに絵本を手渡す活動です。
阿南市では、4か月検診を受診するすべての赤ちゃんに絵本とおすすめのブックリストをお渡ししています。

■赤ちゃんと一緒に図書館へ! 那賀川図書館、羽ノ浦図書館では「あかちゃんえほんコーナー」を設けています。赤ちゃんと絵本を開く楽しい時間をお過ごしください。

★おはなし会のご案内
図書館では赤ちゃんから幼児・小学生を対象にしたおはなし会を開催しています。ボランティアによる絵本の読み聞かせや紙芝居、手遊びなどしています。どなたでも無料でご参加いただけます。

ぴよちゃんくらぶ ~赤ちゃんのためのおはなし会~
   第1・2・3・4木曜日 10:30~11:00 ひまわり会館 
那賀川図書館「おはなし会」(おはなしのポケット)
   毎週日曜日 11:00~11:30 児童室おはなしコーナー
羽ノ浦図書館「おはなし会」(こすもすおはなし会) 
   毎週土曜日 14:00~14:30 児童閲覧室
図書館カウンター「おはなしひろば」(おはなしひろばひまわり)
   毎週日曜日 10:30~11:00 市役所2階市民交流ロビー

★★読み聞かせボランティア募集★★
絵本の読み聞かせに興味のある方、やってみたい方は図書館職員までお申し出ください。


★読み聞かせのポイント
■絵本の選び方
  1. 好きな絵本を選びましょう。自分が好きな絵本の方が楽しさが伝わります。
  2. ある程度の大きさがあり、遠くからも見やすい絵本を選びましょう。
  3. 絵と文のバランスがよい絵本を選びましょう。幼児には絵を追うだけでもストーリーがわかる絵本が向いています。
  4. リズムのある美しい日本語が使われた絵本を選びましょう。幼児には繰り返しの言葉が心地よく効果的です。
■絵本の読み聞かせの準備
  1. 絵本の表紙や見返し、裏表紙まで確認しましょう。表と裏の表紙を広げると1枚の絵になっている本もあります。
  2. かならず下読みをしましょう。実際に声に出してみると発音しにくい言葉があるかもしれません。
  3. ページを開きやすくしておきましょう。きれいに開かないと絵がよく見えません。
■絵本の持ち方・めくり方
  1. 一番後ろの子どもにも見え、前列の子どもの首が疲れないような高さに持ちましょう。
  2. 絵本がぐらつかないようしっかりと持ちましょう。絵本がぐらつくとお話に集中できません。
  3. 絵を隠さないようめくりましょう。本の背の下端を片手で持ち、もう片方の手でページをめくります。
  4. ページはスムーズにめくりましょう。めくるのに時間がかかるとお話が中断してしまいます。
  5. お話の流れに合わせてタイミングよくめくりましょう。
■絵本の読み方
  1. ゆっくり読むことを心がけましょう。気がつかないうちに早口になってしまうことがあります。
  2. よく通る声で心をこめて読みましょう。大げさな声色や大声は必要ありません。
  3. 一本調子にならないよう場面ごとのメリハリをつけましょう。
  4. お話の雰囲気や流れを大切にしましょう。言葉のないページや少ないページもゆっくりと絵を見る時間をとりましょう。
  5. 本に書かれた言葉を変えたり、加えたりせず読みましょう。説明が必要な言葉は始める前に簡単に話しておきます。
■実践
  1. ゆっくりお話を楽しめる場所を選びましょう。外が明るいときは、カーテンを引くなどして絵本に光が反射しないよう気を付けましょう。
  2. 絵本を読み終わったあと、感想を聞くのをやめましょう。1人1人の心の中で広がったお話の余韻を大切にしましょう。
■読み聞かせの記録
  1. 読んだ絵本やお話を聞いた人の反応など、記録をつけておきましょう。絵本を選ぶ時の参考になります。

<参考資料>「読み聞かせわくわくハンドブック」代田知子著 一声社 他

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